2019-03-19 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
三種の神器等いわゆる御由緒物についてもこれは非課税ということになっております。生前退位の場合も同じである。 憲法上、法制局にお伺いしますが、天皇は日本国の象徴であり、皇位は世襲だと書いてあります。基本的人権は、御案内のとおり、法の下の平等なし、参政権なし、国政に関する権能を有しない、職業選択の自由なし、居住、移転の自由なし。
三種の神器等いわゆる御由緒物についてもこれは非課税ということになっております。生前退位の場合も同じである。 憲法上、法制局にお伺いしますが、天皇は日本国の象徴であり、皇位は世襲だと書いてあります。基本的人権は、御案内のとおり、法の下の平等なし、参政権なし、国政に関する権能を有しない、職業選択の自由なし、居住、移転の自由なし。
○政府委員(宮尾盤君) いわゆる剣璽、引き継いでいただくわけですから、そこに出てくる、引き継ぎを受けるものは由緒物である剣璽とそれから諸儀式等に使われますいわゆる印鑑、御璽、国璽でございますね、こういうものを引き継がれる、こういう儀式をなされるわけでございまして、そういう儀式立てそれだけについて見れば基本的には変わっていない、こういうことでございます。
そして宮中三殿についても、そういう形で由緒物ということが確定されたんじゃないですか。別な言葉で言えば税金をかけられる側がこれからこれこれが由緒物でございますというので非課税扱いにしてもらった。これに対して内閣法制局も大蔵省も全然公表されていないから判断のしようがないという経過と違いますか。
由緒ある物に対して相続税をかけないという議論が出たときに、大蔵省では何が由緒物かわからぬから内閣法制局に問い合わせをした。内閣法制局でも何が由緒物かわからぬから宮内庁に問い合わせをした。ところが、宮内庁が約六百点ぐらいが由緒ある物だからこれは相続税をただにしてくれという申し出をして、それがそのまま国会にかけられ相続税が非課税になったと聞いておりますけれども、そういう経過ですか。
いわゆる由緒物全体のことかと思いまして……